モダンの知識4/ドレッジ
ドレッジはマジックがどうしてもモダンで根付かせたい意図のあるデッキだと思う。
墓地を利用するというのはマジックのやりたいことだからである。
そういう意味でドレッジはモダンの環境で根付き続けるであろう。
このデッキは、キルターンは4〜5くらいで決して早いデッキという感じではないが、3ターン目位の盤面制圧能力が高い。
また這い寄る恐怖というカードにより、ライフが20を超えている事も多く、アグロデッキに強くなっている。
しかし、2戦目以降はその墓地を極端に使う性質で、劇的にサイドボードが刺さってしまう。
親和やバーンなどのサイド後にどうするか?の部類に入る。
その為、メタの動向に影響されやすいと言える。
私が始めた時に、ドレッジを使う人が周りにおり、ズルズルと秘蔵の縫合体が出てくる様子はゾンビそのもので、トラウマからか、外科的などで抜くのは縫合体が多い。もちろん打点が高いというのもあるが。
ナルコメーバや恐血鬼も嫌いだが、臭い草のインプも厄介な1つで、接死はもちろん、発掘5というとんでもない掘り進めは狂気である。
自分のデッキにより、何を排除するかは選択が必要。
また燃焼という呪文はとても優れたカードであり、譲土からの生命などで、手札はあるデッキなので、とても噛み合ってると言える。
稲妻の斧を除去として持っているが、クリーチャーコンボにはそれ程強くないと思われる。
2戦目以降は3ターン目迄に勝てるのか、もしくは3ターン目までに妨害手段を持っているのか。
自然の欲求にエンチャント破壊は頼っている所はある。虚空の力戦が値上げになったのはこれのせいかな?
貪欲な罠や根絶まで上がりつつある。
意外とアンコウなどが出ると攻撃しにくくなる為、早めにクリーチャーを出すことも必要。
安堵の再会や信仰無きものあさりからの発掘は反則技だと思うくらい掘れる。
モダンを代表するデッキとして、とても良いデッキと思われる。