親和7/減衰球
ドミナリアの産物。減衰球。
ウルザの土地を止める為、復活したカーンと共に出るのは、流石マジックである。
この一年、ギタ調の禁止により、オールインデッキが少なくなり、トロンが定義になっていた感があるモダン。
その後、ストームや5色人間が流行するも、トロンに対する対抗策がモダンの必須になっていた感じはある。
減衰球はそんなトロンとストームを対策出来るという、モダンではとても貴重なカードであり、環境を変えることもあり得るカードだと思う。
確かに月ほどトロンに刺さらないかもしれない。アーティファクトの対策は多いから。しかし、0.5ターン〜1ターン定義のデッキが遅くなるのは、モダンの環境を大きく変えるには十分なものである。
親和というデッキはトロンに決して不利なデッキでは無い。
しかし、環境の定義が変わることにより、とても親和には有利な方向に動くと思われる。
この減衰球はとてもゆっくりだがモダンの環境を変えつつあるカードだと私は思う。